香港デモの起きた理由は?原因を分かりやすく簡単にまとめるよ

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2019年6月9日「逃亡犯条例」改定に抗議する103万人が香港で大規模デモを行いました。

改正案が審議される予定だった12日も、立法会(議会)周辺で大規模デモ。警察は催涙ガスやゴム弾で対応。

審議は延期になりましたが、多くの負傷者と逮捕者が出る結果になりました。デモはまだ続くと予想されています。

(最下部に最新情報を追加しました。2019年6月15日)

デモの規模は

デモ参加者の数は主催者発表で103万人。

香港の人口が740万人なので、7人に1人がデモに参加していることになります。

1997年に香港が中国に返還されて以来、最大級の規模。

原因の逃亡犯条例改正案とは

犯罪者の身柄引き渡しを簡略化して、引き渡し協定を結んでいない国の要請でも容疑者を引き渡せるようにする。

現在、香港が身柄引き渡し協定を結んでいる国は20カ国。その中に中国本土は入っていません。

逃亡犯条例改正案のきっかけ

2018年2月、台湾で犯罪をした香港人がいました。この男は逮捕される前に香港に戻ってしまいます。

台湾とは身柄引き渡し協定を結んでいない為、香港も台湾も男を裁判にかけられずにいます。

香港政府は、このようなケースを解消したいとの理由で改定を提案しています。

香港政府の言い分は筋が通っているように見えますが、事件の当事国でもある台湾(蔡英文政権)は、逃亡犯条例改正案に反対しています。

逃亡犯条例改正案が成立したら

仮に、今回の逃亡犯条例改正案が成立したらどうなると思いますか?

中国政府が「あいつ犯罪者だから身柄を寄越せ」と要請したら、中国本土に引き渡される事態になります。

デモに参加している人達にマスク姿が多い理由がそれ。

デモに参加している現地の香港人はもちろん、香港に住んでいる外国人、香港を旅行する外国人も対象になります。

ということは、

中国共産党を批判した日本人が海外旅行で香港を経由したら中国に送還されちゃった☆

なんてこともあり得るわけです。

香港が単なる中国の1つの地域になってしまう、と言い換えてもオーバーではありません。

香港大規模デモの背景

今回の大規模デモの全体を知るには、中国本土と香港の関係を知る必要があります。

まず、香港は「一国二制度」によって、独立した司法・表現の自由などの権利が認められています。

1997年に香港が中国に返還された時の条約。50年間は香港は資本主義のまま。中国本土の社会主義とは異なる制度を保証するよ、というもの。

香港は唯一、中国政府を批判できる地域になりました。天安門事件の追悼集会とかね。

その為、中国共産党を批判する中国人が、言論の自由を求めて香港に逃げてきます。

せっかく苦労して返還させたのにアンチが集まったでござる。(by中国政府)

一国二制度の条約がある為、中国政府は表立った行動ができませんが、、、


多分干渉しまくってるんだろうなぁ。

香港のデモは今回が初めてではありませんが、規模・重要性は最大級と言って良いでしょう。

三行でまとめると、

  • 共産主義化しそうな香港
  • 香港市民がデモで対抗
  • 香港加油

ほんと頑張れっ

逃亡条例改正「延期」15日に決定

香港政府は現地時間15日15時から会見を開き、大規模な反対デモの原因となっていた「逃亡犯条例」の改正を「期限は定めずに延期する」と発表した。

逃亡条例改正「延期」 どうなる香港デモ、3つの疑問
香港政府は15日15時から会見を開き、大規模な反対デモの原因となっていた「逃亡犯条例」の改正を「期限は定めずに延期する」と発表した。この第一報を受けて浮かぶであろう3つの疑問について、いま分かっている情報をもとに解説する。

撤回ではなく延期ですね。お得意の棚上げ作戦でしょうか。

その辺は中国共産党を良く知っている香港市民。撤回のデモは継続するようです。

参考資料

古今香港~いまさら聞けない香港の「仕組み」--香港行政長官はどうやって選ぶの?  〜選挙の仕組み
香港の危機、警察が武力でデモ隊強制排除に 中国が踏みつぶす司法の独立、香港はどれだけ深刻な状況なのか | JBpress(Japan Business Press)
「逃犯条例」(犯罪人引渡条例)改正に反対する今回の103万人デモと、現在進行中の立法会包囲は、香港人にとっては「香港の生死」をかけた最後の抵抗、といっても過言ではないだろう。
https://www.bbc.com/japanese/48580147

 

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