油粘土臭い鶏肉と戦った日々

節約・お金

油粘土の臭いがする鶏肉をご存知でしょうか?人によっては「クレヨン臭い」「ローソクの味」「石油っぽい」など感じ方に個人差があるようですが、鶏肉の脂質(油)が関係していそうなこと以外は原因不明です。

そして「国産でも臭い」「出現率はランダム」「臭みを感じない人がいる」という意味不明な要素も多いナゾの鶏肉です。

うっかり食べてしまうと口いっぱい粘土の風味が広がる悪魔の鶏肉は、「下処理で取り除く」「腐りかけの鶏肉はアンモニア臭を放つ」みたいな生易しいレベルではありません。

買ってしまったら「破棄一択」です。コスパが悪いだけでなく「今夜は唐揚げ♪からの粘土」は精神的ダメージが大きいため、我が家では「鶏肉禁止令」の一歩手前までいきました。

現在は、今まで買っていた「国産若鶏」の購入をストップし、「銘柄鶏」に変更。ちょっと割高ですが今のところ油粘土臭い鶏肉に遭遇していません。

逃げるが勝ち的で根本的な解決とはいえませんが、いつも買っているスーパーで「油粘土臭い鶏肉」が紛れていたら、「ブランドを変える」「お店を変える」がオススメです。

今回の記事は「油粘土臭い鶏肉」についてアレコレ調べたことをまとめてみました。ネット上には同じ悩みを持つ人がちょいちょいいるみたいなので、解決のヒントになればと思います。

油粘土臭い鶏肉の原因を予測してみる

油粘土臭い鶏肉は、「クレヨン臭い」「ローソクの味」「石油っぽい」と感じる人もいるため、どうやら鶏肉に含まれる「脂質(油)」が関係していると思われます。

確かに鶏肉は「余分な脂肪分が臭みの原因」として有名ですが、粘土鶏は「黄色い脂を取り除く」「塩をまぶして寝かせる」みたいな下処理をしたところで臭みは消えません。

低脂質な「むね肉」でさえ粘土臭を放つものがあるので「一般的な鶏の臭み」と「油粘土臭」は別物と考えています。

その他に「油粘土臭い鶏肉」は下記のような特徴があります。

  • 普段は問題ないがたまに油粘土臭い鶏肉が紛れている
  • 「冷凍もの」「ブラジル産」に多いが、買ったばかりの新鮮な「国産鶏肉」にも紛れている
  • ささみ・むね肉・もも肉など部位は関係ない
  • 臭みを感じない人もいる

次に「粘土臭い鶏肉」の原因は低品質なブロイラーではないだろうか?という仮説について解説します。

国産鶏肉の9割以上はブロイラー

日本国内で販売されている鶏肉の9割以上は「ブロイラー」と呼ばれる品種改良したニワトリです。

従来のニワトリは出荷するまで5カ月もの育成期間を要しますが、ブロイラーは効率よく出荷できるように品種改良を重ねており、50日ほどで出荷できるようになっています。

ブロイラーは50日で出荷するため、商品ラベルには「若鶏」と表示されることが多いです。

ブロイラーはまさに「効率良く食べるために作られたニワトリ」ですが、日本だけでなく世界各国で育てられており、スーパーなどでよく見かける「ブラジル産鶏肉」もブロイラーです。

ブロイラーは生産性を重視したニワトリですが育成方法は規則が設けられています。しかし国によってルールが異なるため「国産鶏肉は美味しい」「ブラジル産の鶏肉は臭い」みたいな一般論が成立していると予想されます。

ブロイラーの問題点

ブロイラーは生産性に特化したおかげでコストパフォーマンスが向上しましたが、多くの問題点も指摘されています。

その原因の一つが密集形態です。ブロイラーはぎゅうぎゅうに詰められた状態で飼われています。

日本のブロイラー

出典:wiki

ミチミチ状態で飼われるブロイラーは、病気の発生率や抗生物質の投与などが課題とされています。

経済動物に動物愛護を語るつもりはありませんが、こういった環境が原因で「粘土臭い鶏肉」が生まれているのではないか?と個人的に思ったり思わなかったりしてます。

ブロイラーの上位種「銘柄鶏」

生産性に特化したブロイラーは手頃な値段で手に入る食材です。「国産若鶏」「九州産若どり」は100%ブロイラーです。

一方では「味も向上したい」「差別化を計りたい」という目論見で育てられたブロイラーも存在します。

ちょっとこだわったブロイラーは「銘柄鶏」と呼ばれ、「○○どり」「▲▲鶏」みたいな個有名詞が付いています。

  • ブロイラー(若鶏)→生産性特化
  • ブロイラー(銘柄鶏)→生産性+味

JASの基準では「若鶏と銘柄鶏はどちらもブロイラー」とのことで、そのため明確な基準はありません。「銘柄鶏」は味も値段もピンキリと言われてます。

ちなみに我が家で購入している「銘柄鶏」は激うまです。企業の回し者と思われそうなので名称は伏せておきますが、油粘土の臭いもなく快適な鶏肉ライフを送っています。

日本で売られている鶏肉の種類

日本で売られている9割以上の鶏肉が2種類のブロイラーですが、希少価値がある食用鶏肉に「地鶏」「赤鶏系銘柄鶏」もあります。

国内鶏肉比率

出典:日本赤鶏協会

油粘土臭い鶏肉の対策まとめ

科学的根拠はありませんが「油粘土臭い鶏肉は(一般ブロイラー)に紛れている」というのが個人的な見解です。

食肉用の養鶏企業は全国に2000社以上あるので「油粘土臭い鶏肉」を提供しない会社の方が多いと思います。

また、若鶏と区別がつかない低品質な銘柄鶏もあったりするようなので、「油粘土臭い鶏肉」が紛れていたら「ブランドを変える」「お店を変える」などして、生産者自体を変えることで「油粘土臭い鶏肉」を回避できると考えます。

口コミによる油粘土臭い鶏肉の認知度

油粘土臭い鶏肉に悩む人は、実はそう多くありません。ネットで調べても2010年くらいからお悩み相談的な投稿が確認できましたが、数自体が少なく原因も解決法も分からない状態です。

僕自身も1年ほど前に「たまに粘土っぽいけど何だろ」と気付き、だらだらと解決できずにいました。

ツイッター上では「鶏肉が粘土臭い」と呟く人はいますが、ツイート・リツイートされることはほぼありません。

「何言っんのお前?」みたいなツッコミすらなく、炎上どころか話題にすらなっていないのが悲しいところです。そんな悲しい呟きをいくつか紹介します。

ちなみにフォロワー数1.9万人の方が「油粘土臭い鶏肉」についてアンケートを取っていましたが、約6割の人が「知らない」と答えてました。5人に2人の人が「粘土臭い」と感じたことがあるのなら、もう少し話題になっても良いと思うのですが?

油粘土臭い鶏肉について補足

今回の記事は「油粘土臭い鶏肉」について書きました。僕なりの結論は「低品質なブロイラーが原因」ですが、エビデンスは全くありません。

いつものスーパーでいつも通り買っていた「九州産若鶏」が1年ほど前から粘土臭く感じるようになり、どんな下処理をしても臭みが取れず、切れ目を入れては匂いを嗅ぎ、恐る恐る口に入れる地獄のような食事でした。

食事にスリルは求めていないので、「鶏肉を禁止する」「お店を変える」「同じお店の銘柄鶏を試す」の三択から選んだのが、一番手っ取り早い「銘柄鶏」です。

我が家で買うことにした銘柄鶏は、若鶏と比べて2割ほど割高ですが、粘土臭どころか鶏肉の臭みすら感じず激ウマです。お値段以上の価値があったため大満足。唐揚げが楽しみ。

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