日本政府は8月2日に「ホワイト国」から韓国を除外する改正法を閣議決定しました。8月28日に施工します。
日本のホワイト国から除外される国は韓国が初。(韓国が起源を主張してもOK)
今回の記事は、「閣議決定から施工の26日間」の騒動をまとめていこうと思います。
国内外のフェイクニュース、韓国の反応、日本の対応などを随時更新予定です。
また、何故韓国が日本のホワイト国から外されるのか?原因や流れは過去の記事をどうぞ。
日本政府「ホワイト国」の通称を廃止
経産省は2日、「ホワイト国」の通称を同日付で廃止した。これまでのホワイト国は一番上位にあたるグループAに該当。韓国は10~20カ国が入るグループBになる。「ホワイト国」の通称廃止
分かりやすくABCDの4グループに分けたようですね。
グループAは今までの「ホワイト国」が該当。管理をしっかりしていて最も信頼できる国々。
グループBにはエストニア、ラトビア、リトアニアのバルト3国。28日から韓国が入ります。
最低ランクのグループDには北朝鮮・イラン・イラクなど10カ国。それ以外がグループCになり、アジア諸国を含む多くの国が該当します。
韓国は諸外国と比べてまだ優遇されています。
産経新聞によると、グループによって「規制品目の数」が異なるようです。
「1000品目が規制対象」みたいなニュースが流れていますが、それはグループDの国々。
グループBになる韓国は「特別一般包括制度」によって、大部分は影響を受けないと思われます。
ただし、個別許可が必要なものが3品目より多くなるのは確かで、唯一の「り地域」として個別許可が厳重なことも確か。
韓国が密輸出している品目は間違いなく個別許可になるでしょうね。
それでも諸外国より優遇されている韓国が騒ぐ理由は、密輸の儲けが無くなるからじゃね?と勘ぐってしまうのは僕だけでしょうか。
それに「実は密輸出してましたw」と認めるようなものですからね。
体裁を保つ為に必死です。
半導体材料輸出、一部許可
政府が韓国向けの輸出管理を厳格化した「フッ化水素」など半導体材料3品目に関し、国内メーカーから許可申請があった輸出1件を許可したことが7日、分かった。韓国向け半導体材料輸出、1件許可
7月から個別許可になったレジスト(半導体素材)が許可されたようですね。
ソースが見当たりませんが量は20kgだそうです。
参考までに2018年は1,091tのレジストを韓国は輸入してましたが20kgは「0.02t」です。
また、個別許可は90日以内と言われていますが、平均は4~5週なのでそろそろな時期で、
レジストを製造する東京応化工業は、韓国への製品輸出の現状について「特段の遅れや問題は発生していない」と明らかにした。遅れ発生してない
そもそも韓国向けレジストの輸出手続きに遅れは発生していないようです。
禁輸措置ではないので正式な手続きを踏めば許可は下りるもの。
残りの「フッ化ポリイミド」と「フッ化水素の許可」も問題が無ければ適量が輸出されると思います。
8月19日、レジスト2回目の許可
該当物量は約6カ月分で、今月7日許可を受けた3カ月分を合わせれば、サムスン電子は合計9カ月分を確保することになった。フォトレジスト2次輸出許可
1回目の20kgはデマか🤔ソースの無い情報は信じてはいかんですね。
フォトレジストは3品目の中でも軍事転用の可能性が極めて低いので、すんなり許可が下りているようです。
ド本命の「高純度フッ化水素」の許可が気になるところ。
8月29日、レジスト2回目の許可
29日、韓国産業通商資源部によると、経済産業省は先月4日、韓国に対する輸出規制を始めてから約2カ月ぶりにフッ化水素輸出1件を承認した。対象はステラケミファの製品で、サムスン電子に納品する物量であることが確認された。フッ化水素の韓国輸出を許可
フッ化水素の個別許可が下りたようですね。
今後、サムスン電子には必要な量だけ輸出されるでしょう。
「ホワイト国除外」韓国の反応
文大統領の反日演説
日本政府が閣議決定をした2日、韓国の文大統領が会見を行いました。その時の発言が、
「韓国政府と国際社会の外交的解決の努力を無視し、状況を悪化させてきた責任が日本政府にあることが明確となった以上、今後繰り広げられる事態の責任も全面的に日本政府にある点をはっきりと警告する。加害者である日本が盗人猛々しくむしろ大口をたたく状況を決して座視しない。日本政府の措置に応じて我々も段階的に対抗措置を強化していくだろう」加害者である日本が”いけしゃあしゃあ”と…?
今回のホワイト国関連のニュースを多少知っている人からしたら「???」な発言。
韓国の大統領は反日をすれば支持率が上がるので、国内向けアピールの意味合いが強いんでしょうけどね。
怒るとか呆れるとかではなく「あれ?ごめん、なんの話だったっけ?」と思わず聞き返しそうになる演説でした。
想定外の予想の斜め上を行くスタイル。
どうやら韓国は「退かぬ、媚びぬ、省みぬ」で貫き通すようです。(これは予想通り)
防衛ライン超え、韓国経済がヤバイ
韓国経済の防衛ラインとされるドルウォンが1200を越えました。
主な原因は、トランプ大統領が中国に対する追加関税を9月に発動すると発表し、更に為替操作国に指定したこと。
不安材料しかない韓国経済は特に打撃を受けたようです。
文大統領「北朝鮮と組んで日本に対抗」
「(北朝鮮との)南北経済協力で平和経済が実現すれば、われわれは一気に日本の優位に追い付くことができる」「南北がともに努力していくとき、非核化とともに朝鮮半島の平和の上にともに繁栄できる」韓国・文大統領“従北”の本性
文大統領の夢「南北統一」がまた一歩近づきました。それとも本音がポロッと出ちゃった感じでしょうか。
これについてはさすがに韓国内でも批判が集まっていますが、賛成の数も少なくないようです。
経済制裁されているテロ支援国家に経済協力を仰ぐスタイル。
翌日、北朝鮮がミサイルを撃ち込むオチも付いたんですけどね。
nonojapanがパワーアップ
不買運動に欠かせない日本製品のデータベースサイト「nonojapan」がさらなる進化を遂げたようです。
原材料に日本産が含まれる商品まで登録されているとのこと。
医療機器や電子機器や車はまず間違いなく日本の部品が使われていますが大丈夫だろうか🤔
「ノー・ジャパン」旗、ソウルの区が設置
韓国の首都ソウルの中心部で「ノー・ジャパン」の旗が1000枚以上設置されました。
が、市民の猛反対により数時間後に撤去されます。
- 日本人観光客は敵ではない
- 不買運動は個人がやるもの
- 行政が関係してはいけない
不買運動をしている一般人は意外に冷静。
ちなみに今回の「ノー・ジャパン旗」は日本製のプリンターで作られたというオチが付きます。
文政権、言論弾圧「親日発言は厳正な措置」
国民感情と背馳する(はいち=相いれない)言動など公職者の深刻な品位毀損(きそん)について厳正な措置を取る予定だ公職者の言動に厳正措置
「国民感情と背馳する言動」は具体的に言及していませんが、親日発言や日本旅行でしょうか。
うっかり日本に旅行して「日本最高!」なんてSNSに書き込んだら、帰国後逮捕されそうな勢い。
北朝鮮化が進んでいるようです。
韓国、初の反撃は「放射能検査」
韓国環境省は8日、火力発電所から排出され、セメントの材料として使われる石炭灰を輸入する際、従来は一部にしか行わなかった放射線検査を、8月中にも全ての石炭灰に義務付けると発表した。韓国が日本に”初反撃”
水産物禁輸でWTOに逆転勝訴した韓国らしい反撃。
放射能汚染を理由にすれば問題ないと思ってそうですね。
なお、韓国のセメント業界は大騒ぎ。協会は反発しているようです。
韓国、ホワイト国から日本を除外→日本ノーダメージ
韓国が輸出管理の優遇対象国から日本を除外する方針を発表したことを受け、日本政府は今後、国内企業への影響などについて分析を進める方針だ。今のところ、「韓国以外に代替が利かない輸入品目はほとんどない」(日本政府関係者)との理由から、大きな影響はないとの見方が大勢を占めている。韓国側会見を見ても根拠全く不明
韓国にもホワイト国制度があったんですね。
日本には「安全保障上」という確たる理由がありますが、韓国が日本を外す理由は完全に報復措置。WTO違反です。
しかも他の国から代替供給できるから全く影響がないどころか、韓国の輸出業者が苦しむだけというね。
セルフ経済制裁とはよく言ったものです。
光復節にて、日本に対話と協力呼びかけ
光復節とは、日本から独立した8月15日の祝日のこと。文大統領は祝辞を通じて、
「日本の不当な輸出規制に立ち向かう」「対話と協力の道へ向かうなら喜んで手を結ぶ」と語った。現実悟った文大統領
まさかのトークダウン。
「勝者のいないゲームだ」とか、段々と勢いが無くなってきた感じでしたが、光復節でも過激な反日発言無し。
ボイコット議論まで出た2020年の東京オリンピックにもエールを送ったそうです。
光復節の裏では反文在寅大統領デモ
光復節と同じ8月15日に、文在寅大統領の退陣要求集会があったそうです。裏番組的なもの?
主催者発表5万人、警察推計4万人というので光復節の参加者よりも多いかもしれません。
ポイントは日本製品の不買運動には反対するが、決して親日層ではない点。
あくまで文在寅大統領の退陣デモなわけです。それともう一点、
韓国の主要メディアは退陣要求デモを報道していない。安倍政権批判集会以上が参加か
日本のメディアも相当アレですけど、韓国は日本以上に左派的のようですね。
韓国GSOMIAの更新破棄
韓国政府は8月22日の午後、日韓GSOMIAの更新を破棄すると発表。
GSOMIAについては別のページで分かりやすく説明しています。
アメリカの反応
アメリカが懸念している日韓関係は?
今回の「韓国ホワイト国除外」騒動にアメリカが懸念を示しているとか、休止協定を呼びかけているとか聞きますが、フェイクニュースです。
パブリックコメントで95%が「韓国ホワイト国除外に賛成」という結果が出ているのに世論操作も無いと思いますけどね。
韓国寄りのメディアが存在し、韓国に有利なニュースを垂れ流している状況が今もなお続いています。
アメリカが維持を求めているのは「日韓軍事情報包括保護協定(日韓GSOMIA)」
主に北朝鮮に対する日韓の軍事協定ですが、この情報はアメリカも共有しています。
GSOMIAは1年毎の自動更新だが、破棄する場合は90日前(8月24日)までに相手国へ通告する決まり。
日本政府は更新の意思。
韓国はホワイト国除外の対抗カードとして「更新して欲しいなら仲介してくれない?」とアメリカをゆすっていましたが無視される始末。
そして更新を破棄しました。
本当に感心する(色んな意味で)
2019年8月28日韓国をホワイト国から除外
28日午前0時、輸出管理の優遇対象国から韓国を除外しました。
韓国ホワイト国除外を発表してからおよそ2カ月。
日本政府としては珍しく折れずに対韓政策を実施したと思います。
これに対し韓国は相変わらず的外れな抗議をしていますが、河野太郎外相と世耕弘成経済産業相の対応を見る限り安心でしょうか。
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