厚生労働省が年金法案を改悪するニュースが流れました。無責任に文句をつけたろ、といったものを書いています。
ニュースソースは下記のサイトから
年金危機のターゲットが専業主婦に
「年金」と聞いて、良い印象を持っている人はどのくらいいるのでしょうか。投資の運用してるよね、保険料どんどん上がるよね、受給っていつになるか分からないよね、不安な気持ちしか出てこないよね。
僕は義務だから払ってるだけ。今まで支払った金額が戻ってくるとは思っていません。年金機構があまりに必死だから「無理してんだろうな」って感じで冷めた目で見ています。
そんな中、飛び込んできたのは年金に関するとあるニュース。
専業主婦に年金を払ってもらう案、基礎年金を半額だけ支給する案、夫に妻の保険料を負担させる案などがあがっている
厚生年金に加入している会社に勤める夫の妻(第3号被保険者)は、保険料の負担がなく年金を受給できるのですが「ここにテコ入れしたろ」という案です。
「やっぱ保険料払ってもらおう」「旦那が負担すれば払えるじゃん」「払ってないなら支給額半分にしよっか」などなど好き勝手言ってます。
第3号被保険者の保険料は厚生年金の財源から賄っているはずなんですけどね。一体どうなってんの。
年金を収めている女性の要望が理由とな
改正の理由は、共稼ぎの妻や働く独身女性から「保険料を収めてないのに年金を受有するのはズルい」という声があるからなんだって。
都合の良い声しか聞こえない耳?
文句があるなら愚痴を言ってる働く女性に言って。こちらは言われたから仕方なくやるだけってスタイル?いやいやいや。旦那さんの厚生年金で払ってるって説明すればいいだけでしょ。
年金足りないじゃん。未納者たくさんいるじゃん。不正免除とか色々問題抱えてるじゃん。
もっと大きい声が沢山あるはずなのに「働く女性からの不満の声があったから」って。何そのご都合主義まる出しのベストチョイス。そんな言い訳、ちょっと小賢しい園児でも思い付くわ。
少子化対策はどこに?
そもそも厚生労働省は少子化対策推進基本方針を述べています。年金を運営する上で最大の問題は、将来保険料を納める子供が少なくなっている少子化ですからね。
でもね、よく考えて。厚生労働省に勤めるくらいの立派な頭脳でよく考えて。
年金も貰えない不安な将来を抱えて子育てできるかって。
嫁さんも働けばいいじゃんとか、そんなカツカツな世帯に子育ては無理とか、そういう問題じゃない。
少子化対策に貢献している世帯に負担をかけようとしている。独身女性の愚痴が理由で。こういう時だけ納付者側に立とうとするその考え方が問題。
第3号被保険者が働きに出ようにも、労働時間が限られている主婦が都合よく職場を見つかられるのか。運よく職場が見つかったとして、子供を預けるところが空いているのか。保育無償化で保育園不足が加速するって言われてるよ?
取れそうなところから取りたい気持ちは分かるけど、取っちゃいけないところから取ろうとする安易な発想が大問題。そういった声を聞かない体制が致命的問題。
できることなら少子化対策を優先して議論して欲しい。
最後に
浅い知識で好き勝手書きましたが、ニュースソースが飛ばしの可能性もあります。飛ばしであって欲しいけどね。
それと僕は自営業なので第1号被保険者。ということで、嫁さんは第3号被保険者ではありません。ニュース記事的には不満を言う側の立場。
不思議だなぁ。サラリーマンの専業主婦ズルいって発想に全くならないや。厚労省が聞いた声って本当なの?
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