2020年4月7日、安倍首相が緊急事態宣言を発令しました。
場所は東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県。期間はおよそ1ヶ月の予定。
しかし福岡の浮いてる感よ。
近々の感染者数の伸び方を考慮したのでしょう。福岡の片田舎に引き籠っている僕としてはまさかの福岡でした。
さて緊急事態宣言とはどんなものなのでしょうか。
緊急事態宣言を分かりやすく
緊急事態宣言は海外などで見れる都市封鎖(ロックダウン)ではありません。日本では法律上できない、と言った方が正しいでしょうか。
そのため外出したら罰金や逮捕、道路の封鎖などもありません。
「不要不急の外出自粛」は要請から指示に。
ちょっと強めの言い回しになりましたが日用品の買い出しは自由だし交通機関も動いてます。残念ながら出勤もできちゃいます。
要するに買い溜めなんてしなくてもいいし、田舎に脱出する必要もないってことですね。
イタリアやニューヨークなどに比べたらかなり緩いです。
おかげで海外からは「そんなんで意味あるの?」と突っ込まれているようですが、まぁ日本人の性格からして粛々と自粛するんじゃないでしょうか。
ゆるゆるの緊急事態宣言で新型コロナウイルスを終息させて「ジャパニーズアメージング!」と一泡吹かせてやりたい思いです。
休業要請の出ている施設
人が集まる施設に対して休業の要請が出ています(強制力はない)
休業する施設は学校、運動施設や遊技場、映画館や劇場、漫画喫茶やパチンコ店などの娯楽施設。濃厚接触なお店ももちろん対象。
僕の住む地域には元々無い施設ばかり。なので実感が沸きません。
天神の大手デパートは休業するとタイムラインに流れてました。粛々と自粛(←気に入った)が始まっているみたいです。
3密より「しゅう・きん・ぺい」
緊急事態宣言といっても外出しなきゃいけない時もあります。
その時に注意するのは「3密」と呼ばれるもの。
- 換気の悪い「密閉」空間
- 多数が集まる「密集」場所
- 間近で会話や発生をする「密接」場面
新型コロナウイルスに感染するリスクが高い「3密」です。
そして3密より覚えやすいのが「集近閉(しゅう・きん・ぺい)」
- 「密集」集まらない
- 「近接」近づかない
- 「密閉」閉め切らない
若い人にも、視覚的にご理解頂けるよう、色相を考えて作ってみました。
画像はフリーです。#集・近・閉 https://t.co/gerpy1zlpg pic.twitter.com/A3eNQjB3jS— 坂東 忠信 (@Japangard) April 1, 2020
3密と同じですがとても分かりやすいです習近平。
自覚症状がなくても感染している可能性は誰にでもある、という心がけで行動すると良いですね。
もし仮にあなたが感染してしまったら、同居している家族にも感染させてしまうことになる。肝に銘じておきましょう。
いち早くテレワーク(在宅勤務)を取り入れた企業は尊敬します。
公園はOKだけども
「しゅう・きん・ぺい」に該当しない公園。
ちびっ子達の余った体力を削る為に定期的に連れていってます。ただし考えていることはみんな一緒ですね。
大きいお友達(小学生くらい)や凄く大きいお友達(中高生)、更には大き過ぎるお友達(大学生以上)が公園で羽を伸ばしています。
凄く大きいお友達がブランコや滑り台を占拠してると「伸ばしすぎだろ」と思いますが緊急事態なので仕方ありません。
公園でも「集」と「近」の恐れがあるのでご注意を。我が家では砂場セットを持って砂浜で一生懸命遊んでいます。
都会の子供達はゲームでもしているのでしょうか。
緊急事態宣言は延長の可能性あり
先日、スペインがロックダウンを延長しました。封鎖による効果は出ているものの最後の延長ではないと警告しています。
日本の緊急事態宣言も同じことが言えるでしょう。
7都府県から外れた名古屋市の河村市長は「速やかに対象地域に入れていただくように政府に申し入れを行う」と述べています。
7都府県1ヶ月は様子見。地域が増えるor期間が延びる可能性は十分あり、今後は更に不自由な生活を強いられることにもなり兼ねない状況です。
粛々と自粛しましょう。
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