子育てに関わると色々な言い伝えが耳に入ってきます。ためになるものや全くのデマだったり様々ですが、その中の一つ「魔の2才、悪魔の3才、天使の4才」について書いています。
1才まではただただ可愛い
何をしても許しちゃう0~1才くらいまでの乳児期。可愛い。超可愛い。親バカが褒め言葉に聞こえるくらい可愛い。
「目に入れても痛くない」という慣用句はこのことでしょうね。ずっと見ていられる状態なんだろうなぁきっと。一心不乱にあやしていた時期もありますけど。

赤ちゃんはこの時期の愛嬌だけで、今後一人前になるまでの子育ての支払いを済ませているそうですよ。「可愛いだろ?20才までよろしくな!」って。
でもね、これって可愛さの度合いを表現しているのではなく、それ以降は可愛いだけじゃ済まないよ、と暗に示しているんですよね。
支払いに対して全然足りないことに気付くのはまだちょっと先。この時期は可愛さを十二分に味わっておきます。年金と違って後から調整できませんからね。
イヤイヤ期で感じる魔の2才
成長の個人差を最も大きく感じる2才前後。早い子だとペラペラ喋り、遅い子でも意思疎通がとれ始める頃でしょうか。少なくとも自我が芽生えて自己主張してくる時期です。
俗にいうイヤイヤ期ですね。「気にいらない事があればイヤイヤ言っとけばOK」というとんでも理論で親を困らせます。吾輩の辞書に我慢という文字はない。
丁度、次男坊(来月2才)がイヤイヤ期に突入しいて、機嫌が悪いと「ママ抱っこ」以外の受付を拒否します。お気に入りのオモチャを与えても「イヤイヤ」「ママ抱っこ」
挙句の果てに、ママが抱っこしても「イヤイヤ!ママ抱っこ!」。手が付けられません。大人も思わず「いやいや」。
ママ抱っこしてるよ?理屈じゃないんですね。夜泣きも加わって我が家の丑三つ時は大騒ぎです。
また、今まではお皿に出たものは何でも食べていましたが、お気に召せないと吐き出すようになりました。食感が気に食わないとかね。
俺の口に合うものを持ってこいと主張しているようです。相変わらずミニトマトはよく食べるんですけどね。

体力と知恵が追加された悪魔の3才
「2才のイヤイヤ期なんてまだ可愛いかったなぁ」と感じる悪魔の3才。知力も体力もアップ、自己主張も一段と激しくなります。
我が家の場合、次男が生まれる為、長男を保育園に預けた時期と重なります。同年代のお友達やお兄ちゃんの刺激を受け、飛躍的に成長した時期でもあります。悪魔的要素が。
我慢という文字は愚か者の辞書にのみ存在する。言葉のボキャブラリーも増え、更にやりたい放題。
園の帰りに遠回りしたり、エレベーターを拒否して階段使うと言ったり。動き回りたくて仕方がないようです。買い物に出かけたらカートから降りたがったりとキリがありません。
でも大人しい3才児もいるんですよね。正直うらやましかった。
天使の4才がきたよ
今現在4才の長男。素直で聞き分けも覚えてすっかり良い子。にはなりませんでした。誰だ天使の4才とか言ったの。
更に体力がついて凶暴化するし、見えないところで次男を叩くし、どちらかというと堕天使。ソファーで寝そべってアンパンマンを観る姿とかいい感じに堕落してます。
でも、多少聞き分けはできてきたかな?と感じる時はあります。ホントにたまに。通じる言葉が増えるほど聞き分けもできてくるのでしょうか。
子供の扱いが上手くなった、または慣れたからかもしれません。ちょっとずつ言う事を聞いてくれるようになったと思います。堕天使の割に。
個人差があるので気にしないようにしよう
「魔の2才、悪魔の3才、天使の4才」を我が家のちびっ子達に当てはめて思い出してみました。割と近い感じで成長しているような気がします。
良いところを見ようとすると良く見えるし、また逆も然り。親の見方一つのような気もしています。
子供の成長は個人差があるので、4才くらいから徐々に楽になってくる(かもよ)程度に覚えておけば良いのではないでしょうか。
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