いつでも手に入る食材「ほうれん草」について調べてみました。少し前はよく食べていましたが、最近食いが悪くなってきたので歯切れの悪いタイトルになっています。
野菜の中もでシュウ酸の含有量が高い
ほうれん草を調べると必ず出てくる「ショウ酸」という言葉。一昔前に話題になったのでご存じの方も多いと思います。
シュウ酸とはえぐ味の元となる物質。尿路結石症やガンの原因となる説がある。ほうれん草は含有量が高い。
おお怖い。どうやら肥料に含まれる硝酸態窒素が原因とのこと。人間には不要でも植物にとっては大事な栄養素なんだって。でも人間にとっては食べ難いし有害だし良いところ無いじゃん。
いやちょっと待て。この感覚どこかで覚えがあるぞ。サイレントベビーのデマです。
そもそも有害なものが全国の市場に出回るかってこと。この手の噂を全部信じると我が家の食卓はカロリーメイトになってしまいますし、
野菜中の硝酸態窒素は人体に害を及ぼす程のものではない。仮にわずかなリスクがあったとしても、野菜を食べることによる有用性の方が勝る。FAO・WHOより
ほうれん草の魅力的な栄養素を取らない手はありません。何よりちびっ子達に色々なものを食べさせたい気持ちの方が強いしね。
下茹ですればシュウ酸は半減する
それでも気になる人は調理する前に一度下茹ですると良いみたいですよ。1分ほど下茹ですればシュウ酸の量が半分になり、えぐ味が消えて食べやすくなります。なお電子レンジじゃダメ。
ほうれん草は必要栄養素の宝石箱
では、ほうれん草の魅力的な栄養素とやらを見ていきましょう。
まずは幼児に不足しがちなミネラルに含まれる鉄分。そしてカルシウムにマグネシウムなど骨や体を作るのに必要な栄養素がたっぷり。
さらにビタミン類も豊富。ビタミンCにβタカロテンなど体の調子を整える大事な栄養素。さすが緑黄色野菜の代表格。微量なシュウ酸がーとか言ってる場合じゃありません。
旬の冬は栄養素も高い
年中出回っているほうれん草ですが、旬は11月から1月にかけての冬の時期。栄養素を自身に溜め込むことによって凍結を防いでいます。小松菜と同じですね。
美味しいほうれん草の選び方
緑が濃く、厚みがあるものが正解。日持ちしないので葉っぱがシャキッとした新鮮なものを選びましょう。これも小松菜と同じ。
冷蔵で作り置き保存ができるレシピ
素晴らしい食材ほうれん草を美味しく頂くレシピは「ほうれん草のごま和え」。子供も喜んで食べるよ!と言いたいところですが、冒頭でも述べた通り、最近余り食べてくれません。
それでも4才の長男は普通に食べているし、冷蔵庫で作り置き保存ができて便利なので紹介します。
刻んだ海苔をふりかけると、ゴマと海苔の風味がマッチしてより美味しくなります。
ほうれん草のごま和えの作り方
我が家の料理の先生「栄養士のレシピ」さんのレシピが一番簡単で美味しいと思います。
一度茹でるので、えぐ味がなくなり本当に食べやすいです。でも何で食べなくなったのかナゾ。
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