先日、新型コロナウイルス(新型肺炎)の記事を書きました。
ギリギリまでニュースを眺めて最新の情報を載せたつもりでしたが、たった2日でボリューミーな進展があったので記事を追加します。
今回の新型肺炎については
- 新型コロナウイルスの感染力が強い
- 感染者による症状・特徴の報告
- アメリカにも感染者報告
- 大丈夫?その水際対策
などを中心に「1月23日」までの情報を元に書いています。
新型コロナウイルスは空気感染するのか
新型コロナウイルスが人から人へ感染するというのは中国が既に認めていることですが、現地調査に入った専門家が新型肺炎に感染しました。
王氏は昨年12月、武漢で肺炎が広がった際に中国国家衛生健康委員会が現地に派遣した専門家グループのメンバーだった。少なくとも8日間、現地に滞在したとみられる。今月10日、国営新華社通信の取材に「いかなる病気も予防が大切だ」と語り、マスク着用のほか、運動で免疫力を高める重要性を訴えていた。第一人者、新型肺炎に感染
プロのミイラ取りがまさしくミイラになってしまったわけですね。容体は安定しているそうなので安定したミイラになってしまいました。
新型コロナウイルスは濃厚接触で感染すると言われてましたが、その道のプロが感染してしまったことから接触感染もしくは空気感染まで考えられます。
なお前回の記事で書いた通り、北京など人口の多い都市では既にマスクが売り切れているそうです。
来日した中国人観光客も友達に頼まれマスクを爆買いを始めている模様。マスクの予備を持っていない人は買っておいた方が良いです(転売禁止)
武漢市、封鎖される
武漢市が2月に開催予定だったボクシングの東京五輪アジア予選を中止すると発表したのが22日。そして23日には移動制限が発動されました。
武漢市は公共交通の遮断に乗り出し、市外に向かうための鉄道駅や空港を一時閉鎖すると発表した。「特殊な事情がなければ、市民は武漢から離れてはいけない」とも呼びかけており、事実上の移動制限に乗り出した形だ。事実上の移動制限
武漢市の人口は1108万。
中国には1000万都市が15(そろそろ16になるとかなったとか)あると言われ、その中の一つの武漢市に対しての移動制限。
これに対してのネット上の反応は様々。
- 素直にすごい
- 本当の意味での人道的な対応
- 今さら遅い
- 道路も封鎖しろ
- この対応は数百人の感染者じゃできない
- ゾンビ映画みたいだな
野放しにするより大分マシです。ただ中国政府を信用していない僕の目には「水際対策してますよアピール」に映っちゃう。
まぁ実際相当ヤバい状況なんでしょうけど。
新型コロナウイルスの症状
新型コロナウイルスによる肺炎で隔離治療を受けた男性が、症状や入院生活を公開しました。抜粋します。
- 2019年12月24日:めまい、頭痛、四肢が少し痛む
- 12月25日:症状はひどくなっていた。全身の力が抜けるような感じがした(熱はない)
- 12月27日:40度の発熱。点滴を受けたが体調は良くならず「力が抜けてほとんど動けなくなった」
- 動くにも動けず食事も喉を通らなかったが徐々に回復し、2020年1月15日に退院。
この男性は闘病で10キロ痩せたそうです。
最近太ってきたよね?と嫁んさんにチクチクされてますが、新型肺炎だけは低調にお断りしたい。
新型コロナウイルスがアメリカに上陸
現地時間の21日、アメリカのワシントン州シアトルに到着した人物が新型コロナウイルスに感染していたと発表がありました。
アメリカでは新型コロナウイルス対策として、直行便や乗り換え便で武漢から渡航した全員を別の部屋に移して検疫しています。
ただし、この対応をしているのは「サンフランシスコ国際空港」「ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港」「ロサンゼルス国際空港」の主要3空港のみ。
アメリカでは今後対策が強化される方針のようです。それによって「新型コロナウイルスのヤバさ」が予想できると思います。
日本の水際対策は大丈夫か?
対して日本はどんな水際対策をしているのでしょうか。
発熱している人を感知するサーモグラフィーで検疫。
日本国内で初の感染者が出た時は解熱剤を使ってすり抜けてしまったそうです。でもご安心下さい。
発熱の症状がある人や薬を飲んでいる人は自己申告するように目立った場所にポスターを張ってます。
日本のことですから、サーモグラフィーに引っかからなければ自己申告をしない限り呼び止められることはないでしょう。
このガバガバ感よ。
中国のように「今日から封鎖☆」みたいな強硬手段は取れませんし、アメリカのように武漢市からの渡航者を別室で検疫したところで既に感染は拡大しています。
そもそも1月24日からの春節は目前(テッテレー)
更に東京五輪が控えているこのタイミング。試される日本。
せめて「手洗い」「うがい」、人混みのいる所ではマスクの着用するなど自己防衛は心がけたいところ。
新型コロナウイルス関連リンク
今回の記事は文中リンクの他に下記のサイトを参考にしています。
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