尖閣諸島問題を分かりやすく説明するから覚えておこう

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今回の分かりやすくコーナーは、尖閣諸島について触れていこうと思います。

日韓と米中のニュースに影を潜めていますが、というか当たり前になって感覚がマヒしてきているのか。

2019年に入って中国公船が連日のように尖閣周辺の領海を侵入しています。

ドローンを飛ばして撮影し、国営テレビで放送しているそうですよ。

「我が国の海域で日本が海警を追い出している」って。習近平政権お得意の世論統制ですね。

国民がどの程度信じているのか分かりませんが、日本に対して不信感を持つ中国人は少なくないでしょう。

そんなねつ造された情報に反論できるように、尖閣諸島の真実を簡単に説明していきます。

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米「尖閣諸島は日本のもの」「支援する」

尖閣諸島について知る前に、2020年7月29日の朗報が流れたので記事を追記します。

中国政府は8月半ばから東シナ海で漁業を解禁すると発表しました。

これは中国海軍と大型トロール船が尖閣諸島周辺を航行する大ピンチ。今の日本で守り切れるの?と不安を抱くニュースですが、、

シュナイダー司令官はネット会見で、「現状に対する米国の日本政府支援へのコミットメントは100%確固たるもの」とし、中国船はこの海域に出入りしており、これは日本の統治に挑んでいるとみていると話した。米軍は監視支援可能

今まで中立的な立場だったアメリカが明確に日本を支援すると明言しました。USA!USA!

アメリカは本気で中国共産党を潰す気でいるため、やや棚ぼた的ではあります。でも日本にとってはこれ以上ない朗報です。

尖閣諸島の場所

出典:尖閣諸島 | 外務省

尖閣諸島は東シナ海の南西部にある魚釣島、北小島、南小島、久場島、大正島、また周辺の岩礁で構成される島群。

画像左上の所在地図で見ると、「東京-福岡」と「福岡-尖閣諸島」が同じ距離に見える。

台湾の方が近いやんけ!と思った人は詳細地図をよーく見て下さい。

魚釣島に一番近いのは与那国島、日本の最西端の島が尖閣諸島まで150km。

列島国である日本の利とでもいうのでしょうか、尖閣諸島に一番近い国は紛れもなく日本ということですね。

なお、地理的な近接性が領有権の根拠とはなりません(豆知識)

尖閣諸島の歴史

3行で簡単に知りたい人
  1. 尖閣諸島は明治時代から日本の領土だった
  2. 戦後、国連が「尖閣諸島周辺に石油が大量にある」と発表
  3. 台湾と中国が領土を主張しだした

簡単過ぎて物足りない人は順を追って読んで下さい。

日本政府は1895年(明治28年)1月14日に閣議決定を行って、尖閣諸島を正式に日本の領土に編入

1985年、日本政府は尖閣諸島を沖縄県に編入しました。

大前提として、他国のものではないか何度も現地調査を行ったうえで尖閣諸島は日本の領土と閣議決定しています。

諸外国はもちろん中国(当時は清)にも尖閣諸島が無主であることを確認していました。

「先占の法理」という国際法上のルールと合致したやり方ですね。当然、当時の中国から領有権の主張はありません。

1896年、沖縄県に住む古賀辰四郎が政府から土地を借りて尖閣諸島を開拓

閣議決定の翌1869年、古賀辰四郎という人物が日本政府から尖閣諸島を借りて事業を起こします。

アホウドリの捕獲、海産物の生産などを展開し、最盛期には移民総数が248名・99戸に及んだと記されています。

古賀辰四郎

↑尖閣諸島を開拓した古賀辰四郎さん。唯一残っている写真だそうですが慣れしていない感じがお茶目。

開拓当時の魚釣島の様子

事業は魚釣島だけでなく、久場島・北小島・南小島においても展開されました。

特にかつお節業が盛んで、息子の古賀善次が引き継いだ事業は太平洋戦争が激しくなるまで続きます。

古賀善次(中央)と古賀村の人々

ちなみに二代目の古賀善次は国から尖閣4島を買い取り、1932年から尖閣諸島は古賀家の私有地になっています。

かつお節業が島4つ買い取るほど儲かるとはね。

1940年、古賀善次は事業継続を断念

第二次世界大戦の激化により油の配給などが途絶えたため、古賀家と従業員は尖閣諸島を引き揚げます。

それ以降、尖閣諸島は無人島となりましたが、固定資産税を払い続けていたので土地の所有権は古賀家として認められていました。

その証拠に、敗戦後、久場島を軍用地に指定した米軍と地料契約を結んでいます(1958年)

ちなみに善次(ぜんじ)という名前だけど長男。父の古賀”辰四郎”は三男です。全くもってどうでもいいんですけどね。

1969年、国連調査団が「尖閣諸島近辺に石油が埋蔵」と報告書を提出

尖閣諸島周辺に推定1,095億バレルという大量の石油が埋まっている可能性があると発表があったのは1969年。

国連調査団の海洋調査で分かったそうです。

1,095億バレルって聞いてもピンときませんね、調べてみるとイラクの埋蔵量に匹敵する量とのこと。

エネルギー問題が全て解決じゃん!という訳ではありませんが、おそらく石油産業だけで国が成り立つレベル。

(1994年には30億バレルと大幅に下方修正されます)

1971年、初めて台湾と中国が領有権を主張

1971年6月、まず台湾が領有権の主張。

「ちょwおまww」と少し遅れて同年の12月、中国も尖閣諸島の領有権の主張を始めます。

「一つの中国」として主張をしておかなきゃいけませんし、米国の石油メジャー会社がそそのかしたとの噂もあります。

どっちにしても節操が無いなぁって。

2020年7月30日に亡くなった台湾の李登輝元総統は「尖閣諸島は日本のもの」と公言していました。

台湾と中国による領有権の主張が関係したのか分かりませんが、古賀家は1972年に尖閣諸島を栗原家に譲渡します。

栗原家とは埼玉の大地主。海底資源が眠っている尖閣諸島が売り出されたと聞いて購入したそうですが、以降の尖閣諸島の持ち主は栗原家になります。

2012年、尖閣諸島が再び国有化

尖閣諸島が初めて私有地になって80年後、再び尖閣諸島が国有化される騒動が起きます。

きっかけは2012年4月、石原慎太郎元都知事の「尖閣諸島を東京都で買います」宣言。

覚えている人も多いのではないでしょうか。

極右と評される石原都知事が「島に船だまりを作り日本の有効支配を確たるものにするため」と言ったものだから中国は猛反発。

当時民主政権だった日本政府が、平穏かつ安定的に管理すという目的で2012年9月11日に国有化されます。

東京都に売却する時の栗原弘行の理由が

「政府に買い上げてもらいたいが、今の政府(民主党)は信用できない」

と批判したのは実に痛快でした。

ちなみに、2012年の国有化以降、中国による領海侵犯の回数は年に1~2回だったものが毎年100回くらいになりました。

中国と台湾が尖閣諸島を欲しがる理由

「尖閣諸島が国有化されるぞ!」という動きをきっかけに、1996年からダラダラ協議が続いていた「日台漁業協議」がスピード解決されます。

台湾が尖閣諸島の領有権を主張した背景には、周辺の漁業水域が関係していました。「日台漁業協議」の締結により日台尖閣問題は棚上げにされている状態です。

分かりやすくいうと、「台湾は尖閣諸島周辺で漁業をしても良いけど、領有権を主張するな」です。

日本と台湾の尖閣諸島問題は一応の解決とみて良いと思います。

問題は中国。

台湾と歩幅を合わせる、海底資源を狙っている、など中国が尖閣諸島を盗りにくる理由は色々言われていますが、最も有効な説は東シナ海の掌握、そして太平洋進出です。

東シナ海は習近平が掲げる「一帯一路」の重要な拠点。

中国をすっぽり覆うように日本と台湾がw

また中国が太平洋に進出するには「台湾」「尖閣諸島」「沖縄」がものすごく邪魔なわけです。

と同時に、沖縄で「米軍基地反対!」「沖縄独立!」「アベガー」と叫んでいる人達の正体がこれで分かると思います。

対中強硬姿勢をとるアメリカが台湾と距離を縮めている理由も、こういった背景が関係しているでしょう。

尖閣諸島の真実まとめ

尖閣諸島について簡単にまとめると

  • 尖閣諸島は明治時代から日本の領土だった
  • 尖閣諸島周辺に石油が大量にあると知れ渡った
  • 台湾と中国が領土を主張しだした
  • 日台漁業協議で台湾との問題は棚上げ
  • 中国は主張を変えず行動が日々激しくなっている
  • 中国の背景には一帯一路構想がある
  • そのため今後も解決する気配はない

尖閣諸島問題に関して細かい部分は下記を資料を参考にしました。

 

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