ドラレコは前後に付けていますか?
高齢者による事故が連日のように報道され、今度は煽り運転のニュースが後を絶ちません。
煽り運転は昔からあり、ドラレコとSNSの普及で表沙汰になり易くなったとも言えます。
それにしても最近の煽り運転は度が過ぎる。
そう思った人は少なくない様で、警視庁は「煽り運転」に対して新たな違反種類を作るそうです。
要するに煽り運転の厳罰化。
厳罰化に対して読売新聞調べでは賛成の意見が95%を占め、日本国民の大半が「煽り運転の厳罰化」を望んでいます。
もちろん僕も大賛成。
車を運転する人なら誰もが一度は煽られた経験があると思いますが、もう本当に何とかして欲しいですよね。
前が詰まってるのに後ろから煽ってくる車ってなんなの!?
今回は煽り運転対策や煽り運転された時の対処法などを書いていきます。
煽り(あおり)運転とは?
煽り運転の定義はやや難しいことろがありますが、警察庁では下記のように認識してます。
- 前方の自動車に激しく接近し、もっと速く走るよう挑発する
- 危険防止を理由としない、不必要な急ブレーキをかける
- 後方から進行してくる車両等が急ブレーキや急ハンドルで避けなけ ればならなくなるような進路変更を行う
- 左側から追い越す
- 夜間、他の車両の交通を妨げる目的でハイビームを継続する
- 執拗にクラクションを鳴らす
- 車体を極めて接近させる幅寄せ行為を行う
故意に自車を他人の車に著しく接近させるなどの運転態様、当事者の認識、周囲の道路状況等に照らし、その行為が、相手の運転者に対 する有形力の行使と認められる場合には、暴行罪(刑法第208条)が成立する場合がある。妨害を目的とする運転
2017年12月に警察庁が全国の警察に指示したものの一部を抜粋。
簡単に言うと、悪質な煽り運転は事故を起こさなくても免許停止処分する、というもの。
今後の煽り運転厳格化法案が成立すれば更に厳しくなるということです。
煽り運転・危険運転の定義も明確化されると思います。
海外の煽り運転罪
海外の煽り運転・危険運転の状況はどうなっているのか?気になりますよね。
イギリスでは危険運転罪が存在します。
死傷者がいない場合でも禁固刑が最大2年、または運転免許停止が最低1年課せられます。
1991年から施工されて以降、交通事故による死亡者数が半分になったそうです。
また、自動車産業が盛んなドイツでは、事故の大小に関わらず、悪質な運転者は一生涯運転免許はく奪という罰則もあるそうです。
一生って凄い。
かなり悪質なケースに限定されると思いますが、最近起きた日本の煽り運転者は一生免許はく奪でいいよね。
煽り運転の罰則強化はいつから?
警視庁は早ければ2019年秋に想定される臨時国会、または来年の通常国会での改正案を提出したいとのこと。
煽り運転厳罰化は社会問題にもなり、国民の大多数が賛成していることから改正までスムーズに進むでしょう。
早くて2019年末、遅くても2020年には施工されると思います。
個人的には明日からでも実施して欲しいですけどね。
煽り運転の対策方法
仮に煽り運転厳罰化が実施されたとしても、この世から煽り運転が無くなるわけではありません。
残念な人達はいつでも一定数いるし、その残念な人が後ろの車に乗っているかもしれない運転を心がけましょう。
具体的には、
- 急ブレーキをしないようなスピードと車間距離を保つ。
- 急な割り込み、みだりに車線変更をしない。
- 右側車線は右折時、または追い越しの時だけ使い、流れに合わせられないなら左側車線を走る。
- 前方に車がいる時はハイビームを使わない。
などが挙げられます。
多分、運転免許の教本に書いてあったと思います。
冒頭で述べたように、ドラレコを前後に付けておくのも万が一の対策になります。
僕が使っているドラレコ「EONON R0012」はオススメ。
前後カメラと駐車監視対応(使ってない)でお手頃価格だと思います。
また、最近はステッカーを付けている車も多く見かけますね。
「録画がなんぼのもんじゃい!」という人への効果はさておき、抑止力にはなると思います。
僕は全部心がけて運転していますが、それでも何度か煽られたことがあります。
何でなのか全く分かりません。
そんな時は、前世は小動物や昆虫か何かで今回が初めての人間なんだなぁって思うことにしてます。
「人間楽しいぃぃ」ってはしゃいでるんだろうなぁって。
煽り運転された時の対処方法
もし煽り運転車に遭遇したら?大概は無視しておけば過ぎ去って行きます。
ただし、ニュースになるような悪質極まりない煽り運転に出会う可能性も否定できません。
こればかりは運が左右する。
万が一、しつこい煽り運転にエンカウントしてしまったらどうすれば良いのか?
まずドアをロックをする。また、運転手が降りてきても窓を開けない。
↑これ大事。
8月に茨城県の常磐自動車道で起きた煽り運転殴打事件。
強引に車を止めた加害者が窓越しに被害者を殴りつける動画がSNSに拡散されました。
高速であおり運転の末暴行 車載カメラに一部始終
高速道路であおられた末に、車から降りてきた男に顔面を何回も殴られた男性。路上の逆上、いわゆる「ロードレイジ」の一部始終を車載カメラがとらえていた。https://t.co/mWKX4ivVe9#FNN pic.twitter.com/jqBQjYk1ZF
— FNN.jpプライムオンライン (@FNN_News) August 13, 2019
痛々しい映像にショックを受けたと同時に、
「なぜ窓を開けた?」
と批判の声も上がりました。
2016年に起きた「東名高速夫婦死亡事故」も同様です、ドアと窓は絶対に開けちゃダメ。
高速道路であればサービスエリアに入ってドアをロックした状態で車内から110番。
道の真ん中で車を停止させられるくらいなら路肩でも構いません。即110番。
一般道でも同じく、駐車できる場所に移動してから110番するのが一番良い方法です。
煽った相手が車から出てくるケースは稀ですけど、覚えておきましょう。
エンジンをかけたらドアロックを癖にしておくと良いと思います。
みなさん是非安全運転を。
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