数少ない僕の自慢できることの一つ。友達にとある組合の理事をしている人がいる、という他力本願な誇りがあります。
向こうからしたら知り合い程度なんじゃないの？とか悲しいこと言わないでね。
その理事さんが教えてくれたのが「ETCコーポレートカード」という高速道路の割引き率が一番高いETCカード。
ETCコーポレートカードとは？
「ETCカード」にコーポレートの文字が挟んでありますね。コーポレート、つまり法人用のETCカード。株式会社とか有限会社とかのコーポレート。
高速道路をたくさん使う会社は特別に割引しちゃうゾ♪という個人事業主を含む法人救済システムを取り入れたETCカードです。
大口割引・多頻度割引とも呼ばれています。
組合が発効するETCコーポレートカード
見た目はカード会社の発行するETCカードと同じですが
高速道路の利用料金が40％割引されるというシロモノ
なにそれ凄い。条件はいくつかあるけど40％って凄い。さすが理事が自慢げに教えてくれただけあります。
「ユーツのところって法人化してたっけ？」とか聞かれましたが、やっぱり知り合い程度の関係なのでしょうか。毎年年賀状を貰ってるのに。
カードの申し込み条件・利用規約
申し込みするにはいくつかの条件が利用規約に記載してあります。主に下記の2点をクリアすればほぼ審査が通ります。
- 申し込みが法人で車が法人名義であること（法人化していない自営業・個人事業主でも可）
- ネクスコの管轄する高速道路で年間36万円以上の高速料金を使っていること
2つ目が戸惑いました。高速代を月に3万円以上使うのは分かりますが、ネクスコってなんぞや？初耳です。
日本道路公団が分割・民営化して発足した高速道路会社3社（NEXCO東日本・NEXCO中日本・NEXCO西日本）の総称。
なるほど。ネクスコは高速道路を管理する民間会社のことですね。初年度から3社とも100億近い黒字を出したようです。わぉ。
そういえば高速道路無料化とか一時期話題になりましたが、ETCコーポレートカードのような形で還元されているのでしょうか。分かりませんけど。
閑話休題。
で、このネクスコの管轄というのが、いわゆる高速自動車国道のことで、都市高速や東京の首都高速または阪神高速は管轄外です。
えええ！？都市高って首都高や阪神高速と同じ扱いなの！？まずそれで驚きました。
理事に「そういうところだぞユーツ」と言われました。そういうところってどういうところでしょうか。
まぁ簡単に言うと、都市高速・首都高速・阪神高速以外の高速道路で年間36万円の高速代を使っていれば申し込み条件に合格ということですね。
ややこしいけど、都市高速・首都高速・阪神高速でも割引はあります。最低利用条件には含まれないだけ。
ETCコーポレートカードのメリットとデメリット
割引以外のメリットは利用明細
ETCコーポレートカードのメリットは割引き以外に何があるのって感じでしたが、色々と説明を受けました。
例えば2台以上の車でETCコーポレートカードを使いたいと申し込んだ場合。
カード明細が一元管理され、かなり細かい利用明細を郵送してくれるとのこと。経理業務にかかるコストが大幅にダウンできます。
「ユーツみたいな一人っ子法人には意味ないかガハハ」って気にしてることをグサッと突いてくる組合の理事は一言多いけど根は良い人です。
通勤で使っても割引される
利用明細は機械的に発行しているので、使用目的まで把握していません。うっかり私用で使っても割引されています。
ちゃっかり使っても割引されますけど。まーゴルフなんて半分接待（大事な仕事）のようなもだし。
ついでに義実家のパソコンの調子を見に行くのだって仕事のようなもの。無報酬ですけど。ガハハ。
申し込みの手間がデメリット
ETCコーポレートカードの恩恵は計り知れないが、大きなメリットには大きなデメリットがあるのは世の常。
申し込みがめっちゃ面倒臭い。
謄本やら車検証やら何かの証明書（忘れた）やら、書類を用意するのが面倒臭い。
事務的な手続きが人一倍苦手な僕にはとにかく大変だった覚えがあります。1日中ちびっ子達の相手をする方が楽かもしれない。
それと、ETCコーポレートカードを複数の車で使いまわしができないこと。2台の車で使いたいなら2枚のカードを申し込む必要があります。
カードは車1台につき1枚必要
間違って別のカードを差し込んだら割引されないのでご注意を。
申し込み条件の年間36万円も、2枚申し込んだら年間72万円が最低条件になるそうです。
まぁ僕のとこみたいなナンチャッテ一人っ子法人には関係ないですけどねガハハ。そういうとこだぞオレ。
ETCコーポレートの申し込みはネットからもできる
知人には口頭で説明していますが、インターネットの申し込み窓口があるので紹介します。パソコン・スマホから申し込みできます。
このETCコーポレートカードを知人に話したところ「年間36万円も使わなねーよ」とか「書類集めるの手伝ってくれない？」とか「社長が喜んでたっす」とか反響は様々です。
でも、審査が通った人には必ず感謝されます。
「浮いたお金で一杯奢るよ」とか言われますが、まだ1滴もご馳走になっていません。
そういうとこだぞ君たち。ガハハ。
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