子育てをする上で避けて通れない子供の歯磨き。泣いて嫌がる我が子の乳歯をどうやってピカピカにしてやろうか散々悩みました。
今では自ら横になり「どうぞ」と歯磨き態勢になるくらい習慣化しています。今回はその辺のお話しです。
子供の歯磨き方法を色々試してみた
まず一般的な方法を調べて実行しましたよ。基本的な磨き方は歯医者さんや赤ちゃん教室で教わった通り。
最初はガーゼで歯の汚れをふき取って糸ようじ。歯磨き粉はフッ素入りを使って。
真剣な親の顔は怖いから笑顔で
磨き残しがないように子供の歯を磨くのは結構だが、その真剣な眼差しが子供にとって怖いよ!というもの。
なるほど一理あるなということで笑顔で実行。
その結果、顔の筋肉がエラーを起こして怖い笑顔になるだけで子供は泣いて嫌がりました。
「ウイヒヒヒヒッ」という甲高い笑い声のオプションを付けるとツボにハマったようでケタケタと笑ってくれますが、1分も経たないうちにまた嫌がりました。
歯を磨いたら褒めてあげる
泣くことに一生懸命でまるで聞こえていない様子。そもそも「すごいね」「きれいになったね」なんていう褒め言葉を理解してるのか疑問。
言葉を理解する2~3才くらいの年齢の子供に対しての方法なのでしょうか。
歯磨きの本・動画を見せる
ノンタンといっしょの歯磨きは何度も読みました。はみがきはーみーしゅこしゅこっしゅっしゅ。
動画も見せました。そこで知ったのが東京ハイジというyoutubeチャンネル。子供向けの動画を姉妹で作っているようですね。
すごく良い曲。絵も可愛いし歌も上手。他にも色々な子供向け動画があって今でもよく聞いています。
スプーンタンが妙に色っぽく見えるのは心が疲れているからでしょうか。
で、この動画を見せたら子供が大いに喜びました。
泣くのを忘れて夢中に見るんですよニッコニコで。「これだ!」って思いましたね。ゴシュシュゴシュシュゴシュシュノシュとリズムに合わせて歯を磨きました。
そして定期健診。歯医者さんに言われた一言。
「んー、磨き残しがありますね」
うんそうだよね。正しい体勢で磨いても磨き残しが出ちゃうのに、座りながらなんて当然しっかり磨けないわけで。
無理矢理歯磨きをしてはダメって本当?
そもそも何故子供の歯磨きを色々試行錯誤したのか?という部分が抜けていましたね。
嫌がっている子供の歯を無理矢理磨くとトラウマになり、歯磨きが嫌いな子供に育ってしまう。
という類のもの。
なんて言うんですかね、一見理にかなった子育てマニュアルに心奪われるフシがありますね。
僕の解釈が間違っているだけなのかもしれませんが。でも今では我が家の歯磨き方針は、
になっています。きっかけは歯医者さんに相談した時、
「うちの5歳の子も暴れますよ。今でも押さえつけて磨いています。虫歯になるよりマシですから」という強い信念を持ったお言葉。目から鱗(2回目)
その日から無理矢理歯磨き作戦に切り替えました。
両足使って体を固定し泣きじゃくる子供を無視して歯磨き。はみがきはーみーしゅこしゅこっしゅっしゅ。
時には嫁さんと二人がかりで押さえつけてゴシュシュゴシュシュゴシュシュノシュ。それで気付いたことが一つ。
泣いている方が磨きやすいw
口が大きく開くからめっちゃ磨きやすい。なにこれ隅々まで磨けちゃう。
トラウマになるのも嫌だから笑顔でゴシュシュを歌い、時に「ウイヒヒヒヒッ」とオプションを付け、終わったら褒めてあげることも忘れずに。
オモチャを持たせたりもしましたね。オモチャで叩かれますけど。めっちゃ痛いけど虫歯になるよりマシです。先生ありがとう。
毎日磨いていれば歯磨きは習慣化される
無理矢理歯磨きして2~3ヶ月くらい経った頃でしょうか。
段々、暴れることも無くなり、自ら口を開けて歯磨きに協力的になってきました。暴れても無駄と理解したのかな?
長男の大人しい様子を見ている所為か、次男坊は1ヶ月くらいで大人しくなりました。
あの手この手を試して、今では磨き残しが10%です。小児歯科の先生にプロ級とお墨付きを頂きました。
プロ級凄い。イクメンライセンスがあれば必須科目でしょう。
今思えば、日頃から虫歯の怖さを教えていたから、というのもあるかもしれません。
「虫歯鬼が来るぞー」とかね。
虫歯の鬼って弱くなってるじゃん怖くないじゃん、て思いますがその辺は気にしない。うちの子は鬼が怖いので、とりあえず鬼を付ければOK。
アンパンマン好きな子供なら「ムシバキンマンがいるよ?」ってほっぺたをツンツンするもの良いですよ。
最近は虫歯鬼の話しをしていません。毎日嫌がらずに歯磨きてきてるから。
「今日は歯磨き要らない?」と聞くと「ヤダ磨いて」と言い返すようにまでなりました。習慣て凄い。
あやしながらしっかり歯磨きができれば最高です。
それに越したことはありませんが、時にそんなキレイ事が通じないのが育児というもの。毎日が勉強です。
習慣化されても嫌がる時もあるよ
少し加筆。
今回の記事を公開してから間もなく、イヤイヤ期に突入した次男坊が再び歯磨きを嫌がっています。
厳密には、お風呂・ご飯・着替えなど、事あるごとにイヤイヤ言うけど気にしない。せっかく磨けるようになったのになーとか気にしない。
無理矢理磨くのみ☆
ピッカピカにしてあげましょう。
そういえば幼い頃、母親に無理矢理歯磨きされてたなーと思いだしたユーツでした。かーちゃんご苦労さま、そしてありがとう。
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