福岡で開催している「G20」今さら分かりやすく説明するよ

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6月8日に、G20財務大臣・中央銀行総裁会議が福岡で開催されましたね。

場所はヒルトン福岡シーホーク。僕の住んでいる街から車で20分程の所ですが、検問やら何やら警備がエライことになっている模様。

面倒臭そうなので近寄らないようにしてます。

今回の記事はそのG20について。いまいち良く分からない人向けに「G20」を分かりやすく解説していきます。

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G20とは

G20(じーとぅえんてぃ)とはGroup of Twentyの略で、20の集団という意味からきています。

20の集団とは、19の国と1つの地域のこと。

世界経済の主軸となる先進7カ国に、経済に影響力の強い新興国を加えて世界経済について話し合おうというものです。

先進7カ国は、アメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・日本・イタリア・カナダ。

G7と言われているやつですね。そこに下記を加えたのがG20。

EU(←これが地域)、ロシア、中国、インド、ブラジル、メキシコ、南アフリカ、オーストラリア、韓国、インドネシア、サウジアラビア、トルコ、アルゼンチン。

なお、G20のGDPを合計すると世界191カ国の80%を占めてるそうです。加盟国の人口を足すと世界の総人口の3分の2。

わおスゴイ。

上記以外にも招待国・国際機関が参加してるから、本当はG37じゃね?と自分の中で話題。

G20の歴史

G20サミットの正式名称は「金融・世界経済に関する首脳会合」です。

原型となる枠組みは、1997年に発生したアジア通貨危機をきっかけに作られたG20による財務大臣・中央銀行総裁会議。

それまで首脳会議は含まれていませんでしたが、2008年に起きたリーマンショックをきっかけに首脳級にアップグレード。

100年に一度の経済危機をきっかけに、各国の首脳を交えて経済的な問題を中心にあーだこーだ話し合っています。

どんな内容を議論しているのか

G20の枠組みのきっかけが金融危機なので、議題は経済に関することが中心。

その他、仮想通貨によるマネーロンダリング問題、技術開発、気候変動・エネルギー、雇用、テロ対策、移民・難民問題など、実に様々なテーマについても議論します。

今回のG20大阪サミットを日付順に並べると

  • G20新潟農業大臣会合
  • G20福岡財務大臣・中央銀行総裁会議
  • G20茨城つくば貿易・デジタル経済大臣会合
  • G20持続可能な成長のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合
  • G20大阪サミット(首脳会合)
  • G20愛媛・松山労働雇用大臣会合推進協議会
  • G20保健大臣会合
  • G20観光大臣会合
  • G20外相会合

なるほど。国際社会に関係してそうな会合ばかりですね。

特に6月28日~29日に大阪で開催される首脳会合は、今後の米中関係が大きく動きそうで注目です。

でも観光大臣会合のおまけ感がスゴイ。

次の開催国

経済を中心に色々なテーマを議論するG20。当然全てが解決するわけではなく、次回に持ち越しされます。

次回の開催地は2020年11月21~22日にサウジアラビア

日本も原油で大変お世話になっている国ですね。アラブ諸国が選ばれるのは今回が初だそうです。おめでとう。ガソリン安くして。

まとめ

以上、G20サミットについて書いてみました。間違っている箇所があったら指摘するなり罵倒するなり無視して下さい。

3行でまとめると、

  • 世界の主要国が集まって
  • 経済に関する議論をする
  • グレートな会議

初めてまとまった感っ。

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