【原神】聖遺物のメインステータスとセット効果を初心者向けに解説

原神の聖遺物（せいいぶつ）について、セット効果やステータスなど「基本的な情報」を初心者向けに解説します。

聖遺物は「花・羽・時計・杯・冠」の5品目で構成された装備品です。同じ種類で装備を揃える「セット効果」を意識すれば、初心者でも簡単にキャラを強化できます。

攻撃力が上がったり、最大HPが増加したり、好みの聖遺物を装備するだけでもステータスがアップします。

一方で、より火力の出るハイスコアな聖遺物（神聖遺物）を入手しようとなると、「聖遺物の厳選」とも呼ばれていますが、廃人プレイヤーも舌を巻く苦行に変貌します。

僕も軽く厳選しましたが、何度周回してもゴミのような聖遺物が集まるばかりでした。もはや遺物ですらない、別のゲームをしている感覚に陥ったため、ひとまず停止中です。

今回の記事は「聖遺物について」ですが、「厳選」はおすすめしません。基本的なステータスや効果について解説します

原神の聖遺物とは

原神の聖遺物は、キャラが装備するアイテムです。

レアリティは星1から星5まであり、入手場所は「マップ、宝箱、中ボス、秘境」など様々な場所でポップします。

武器は基礎攻撃力を上げますが、聖遺物は元素熟知や会心率など様々なステータスを自分好みに上げることができます。

聖遺物は5品目「花・羽・時計・杯・冠」があります。

体のどこに装備しているのかは分かりませんが、雑に装備するだけでも「ステータス効果」が発揮してキャラを強化します。

また、装備を「同じ種類の聖遺物」で揃えることで「セット効果」を得ることもできます。

聖遺物の「セット効果」は、同じ種類の聖遺物を2項目以上装備すると「2セット効果」を発揮します。

さらに4項目以上装備すると「4セット効果」が追加されます。

「4セット効果」は、5枠の内4枠で発揮するので、残りの1枠は「自由枠」として使用できます。

一方で、「2セット効果」をダブルで発揮することも可能です。

「2セット効果ダブル」は、同じ種類の聖遺物が足りなかった時や、4つ揃っているけどメインステータスが合わない時など、臨時的に採用されることが多いですが、キャラによっては「2セット効果ダブル」の方が強化できるケースもあります。

原神における聖遺物は、「セット効果」よりも「ステータス効果」の方が重要だったりします。

次の項目で詳しく解説します。

原神の聖遺物はメインステータスが大事

5品目の聖遺物には「メインステータス」と「サブステータス」が付与されています。

聖遺物のメインステータスは、最大値が大きいため大幅な能力の向上が見込めます。レアリティ5の「花」をレベル20まで上げればHPが＋4,780されますし、攻撃力％なら46.6%までアップすることができます。

一方のサブステータスは、4つの能力が向上します。初期が3つの場合は、聖遺物のレベルを4に上げると1つ追加されます。以後、4の倍数のレベルで「どれか一つ」の数値が上がります。

聖遺物のステータスはランダムに付与されるため、サブステータスまで吟味すると「地獄の聖遺物厳選」が始まります。

聖遺物はメインステータスに注目しておけば基本OKです。

まぁランダムとはいえ、付与されるステータスには「一定のルール」が設けられているので、ちょっと苦労すれば理想の聖遺物を入手することが可能です。

例えば、「メインステータスが攻撃力％」であった場合、サブステータスに「攻撃力％」が付与されることはありません。

サブステ同士で同じ効果が付与されることもありません。

また、「花と羽」のメインステータスは「HPと攻撃力」で決まってるので、ランダムに変化するのは「時計・杯・冠」です。

「元素ダメージ」は一括りにしちゃってますが、「炎・水・氷・風・岩・雷」それぞれ6種類あります。

メインステータスの種類が多いとはいえ、ランダムに変化する部分は「時計・杯・冠」の3つしかありません。

「聖遺物のメインステータスは厳選すべき」とよく聞くので、入手できる確率を計算してみました。

聖遺物のおすすめステータスが出る確率

聖遺物のステータスは偏りがあるそうですが、ここでは「秘境では平等に出る」と仮定して確率を出してみます。

例えば秘境「紅葉ノ庭」で「絶縁の旗印」が出る確率は50％です。残りの50％は「追憶のしめ縄」が出現します。

「絶縁の旗印」の「杯」が出る確率は「10％」です。そこから更にメインステータス「雷元素ダメージ」が入手できる確率は「0.91％」になります。

単純に計算して0.91％です。

メインステータスの種類が多い「杯」は、「自由枠」として扱うことで多少は緩和できますが、それでも1.82％です。

おすすめ聖遺物として紹介される「会心率/会心ダメージ（冠）」は、ピンポイントで狙うと1.4％の確率です。次に人気の「元素チャージ効率（時計）」は2％です。

「セット効果」と「メインステータス」の最大効率をピンポイントで狙うなら出現率は約2％だぜ、と覚えておきましょう。

実際は、濃縮樹脂を使ったり、他のキャラで使用したり、2セット効果で対応できるため、もう少しマシな確率になります。

【原神】聖遺物のまとめと補足

原神の聖遺物は、メインステータスを厳選するだけでも大変だぞ、というのはお判りいただけたと思います。

実際に聖遺物秘境を回してみると、防御力しか出ない呪いにかかったり、欲しい聖遺物の逆が出る呪いにかかったりしますが、気合と根性で乗り越えて下さい。

「セット効果」と「メインステータス」を組み合わせるとキャラの性能は大幅に向上します。メインパーティ分くらいは揃えたいところです。

最後に、聖遺物を装備する時の「ステータス部分の組み合わせ」を紹介します。

聖遺物のおすすめステータス

一般的なアタッカーにおすすめの聖遺物のステータスを紹介します。

「杯」と「冠」のメインステータスは「攻撃力％」でも問題ありません。やや劣りますが安定した火力を出すことができます。

聖遺物の種類は、炎アタッカーなら「燃え盛る炎の魔女（通称：火魔女）」、氷アタッカーなら「氷風を彷徨う勇士」などの4セット効果がおすすめです。入手する機会が多い「剣闘士のフィナーレ」の2セット効果と合わせてもOKです。

物理アタッカーなら「血染めの騎士道」「蒼白の炎」の2セット効果を2つ付けるのがシンプルでおすすめ。

風元素キャラや法器キャラは「時計」を「元素熟知」にするケースが多くなりますが、「冠」は会心系が好まれます。

例外として、防御力に依存する「ノエル」や「荒瀧一斗」は時計部分を「防御力」にしたり、胡桃や鍾離はHPを優先しますが、はやり「冠」は会心系が好まれます。

原神の聖遺物は「会心率/会心ダメージ」が不足しています。

今後、どのようなキャラが登場するか分かりませんし、使い回しもできるため、一見不要そうな聖遺物でも鍵をかけておくと良いかもしれません。